冥王星 その6 大気と、新しい山脈、氷河に似た構造

無人探査機「ニューホライズンズ」が撮影した冥王星表面にある大気のもやの画像(NASA)。探査機が冥王星に最接近した翌日の15日、約200万キロ・メートルの距離から撮影された。太陽を背にした冥王星のもやが、太陽光を受け、指輪のように幻想的に輝く姿を写した。冥王星に窒素やメタンなどの大気があることは知られていたが、画像ではっきり観測できたのは初めて。もやの厚さは冥王星の表面から約130キロメートル、成分はメタンが紫外線で変化してできるエチレンやアセチレンなどの炭化水素。これらの炭化水素が冥王星の表面付近で冷やされて凍り、粒子になってもやに見えるという。米サウスウェスト研究所のアラン・スターン主任研究員は「信じられないほど美しい画像」と話している。

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冥王星のトンボーレジオ(トンボー地域)の明るいハート型の領域の左下端に、新しい明らかに少ない山脈を発見した。新たに発見された氷の山脈は、米国のアパラチア山脈と同じくらいの高さで1000~1500メートルと推定され、ロッキー山脈の高さに近似している。氷のスプートニク平野の西地域にあり、「東に若い氷の平野、西に暗く古い高濃度クレーター地形があり、顕著な差がある」とNASAニューホライズンズの地質・地球物理学・イメージングチームのリーダーであるジェフ・ムーアは語る。「我々はまだ暗い材料の間に起こって複雑な相互作用をまだ理解していない」と言う。スプートニク平野は一億年前、クレーターの暗い場所は数十億年以上前の形成されたと考えられる。ムーアは、明るく土砂状の材料が古いクレーターに充填されていることを指摘する(赤い矢印)。

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また、ハート形の領域の左端に、冥王星の表面を横切って流れるエキゾチックな氷を発見した。探査機の望遠カメラ(LORRI)からの新たなクローズアップ画像は、予期しなかった最近の地質活動の兆候を明らかにした。「私達は地球と火星のようなアクティブな世界でこのような平原を見てきた」とジョン・スペンサーは語る。新しいクローズアップ画像はトンボーレジオとして知られている冥王星のハート型の領域の西にある、スプートニク平原にあり、テキサス州サイズの魅力的な詳細を示している。窒素の氷の流れが見えるのだ。この流れは地球上の氷河と似ている。

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(NASA NewHorizons)
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